天文はかせ幕下

M81

ここ数日、冬型の気圧配置。宮城県の東部では、晴れの合間に雪雲が流れてくる。夜空は晴れたり煙ったりのくりかえし。

そんな、キンキンに冷え込んだ深夜。流れるうす雲を眺めながら、雲の切れ間から撮影。M81を狙うも、北の空は仙台市外の明かりのせいで、あまりコントラストがよくない。南の空は良好ですが、オリオン大星雲以外に狙いやすい対象が見当たらない。

複数の画像をコンポジットできるフリーソフト「Deep sky stacker」の操作は、なかなか難解。とくにオリオン大星雲は難しく、いろいろ試行錯誤しても、ろくな結果が得られない。M81はこんな感じになった。これも納得はいかないけれども、銀河の腕が確認できる程度まで持って来れたのは、自分としては感動。そして思ったよりも楽しい。

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Meade Lx200 30cm, Canon Eos Kiss X5i、ISO1600で20秒露光x12枚