天文はかせ序二段(仮)

仙台高専(旧・宮城高専)天文部の活動記録です

春の銀河

操作を誤って、記事を消してしまいました。コメントいただいたのにすみません。再構成した記事をまた以下に書き込みます。

M101

3月。宮城県では、冷たい雨が降る日がしばらく続いていました。また我が部の主力の五年生たち*1は、全員無事に卒業しました。今週末の卒業式が済めば、全国千々に去っていきます。彼らは引っ越しその他に忙しく、のんきに天体観測などする余裕は無いようです。学生達は年々新しく入ってきては、年々去っていくというのに、コモンはずっとこの学校に淀んでおります。年々歳々花相似、歳々年々人不同。

さて、淀んでいるワタクシは「そろそろ春の銀河の撮影してこましたろ」と思い立って手始めにM101を狙いました。おおぐま座の淡い銀河です。

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M101 回転花火銀河 2015年3月14日23:30 Canon EOSKissX5 ISO1600 直焦点撮影 135秒x15枚 
MT200 on NJP赤道儀 ノータッチガイド。

MT200の焦点距離は1200mmですが、180秒の追尾で星がすこし流れました。極軸をさらに追い込む方法を考えなければなりません。

PGC49919

うえの写真で、銀河の中心からみて時計の4時の方向に、十字の回折線が表れている明るい星があります。その星の右斜め上方向に楕円体の光斑が見えます.はじめはコマ収差かとおもいましたが、これはPGC49919と番号付けされた銀河なのだそうです。

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2700万光年はなれているというM101よりも遥かに遠いということです。

*1:ミューラー・うじいえ・EK