天文はかせ序二段(仮)

仙台高専(旧・宮城高専)天文部の活動記録です

5月の遠征観測

学校は新学期が始まって、はや2ヶ月。ようやく遠征の計画がたちました。天候も答えてくれて、前線通過後に高気圧が張り出して28日はドンピシャリの晴天。参加者は、カトウ・田中・ナカムラと新入部員のオノデラ、と顧問の5人。観測場所は南蔵王野営場です。

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15時に学校に集合。まずは各自で機材を搬入します。ポラリエ、スカイメモ、NJPの三つの赤道儀、MT200、25cmドブソニアンを持ち出します。

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入念に荷物チェックをする部員たち。たった一つの部品であっても、忘れ物をすれば観測が出来なくなるので、遠征のときの荷物の準備はとても緊張します。たとえば六角レンチなんかを忘れたら、目も当てられません。

よし、たぶん忘れ物はない。16時に学校を出発しました。高速道路のインターに向かって公用車のハイエースを走らせます。

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向かうは秋保方面。雲一つない青空。名取市から車を走らせること、1時間弱、いつもの遠刈田温泉に到着しました。

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これまたいつものZAOBOOで腹ごしらえ、ついでに夜食も買い込みます。 

蔵王野営場へは、温泉街の中心地からさらに車で20分ほど。日帰り利用なら事前に申請をすれば無料です。沢のちかくの駐車場スペースを観測地としました。

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早速機材を設置。慣れたもので、日没まで時間が余りました。

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暇を持て余し、ちかくの「魚のつかみ取り会場入口」へ勇んで突入する部員たち。熊が出そうですね。

このあと、ドブソニアンのアイピースを忘れたことに気づき「ぎゃん」と叫んだりしました。幸い、タカハシの40mmアイピースが使えることを発見し、事なきをえたり。そんなでこの日は、月が昇ってくる夜半をタイムリミットにじっくり観測出来ました。

ナカムラとタナカはドブソニアンで観測。カトウはポラリエを使って星景写真、オノデラはスカイメモと135mmレンズで、射手座やさそり座周辺の撮影をしました。顧問はMT200でM63とNGC4565を撮影。

部員たちの作品は、今後アップの予定。

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2016年5月28日 21:00 M63(ひまわり星雲)
カメラ:Canon EosKissX5、鏡筒:タカハシMT200 on NJP赤道儀
露出時間:180sec x 11枚=33min,ISO:1600

せっかく空が暗いところに来たので、思い切って暗い天体を狙ってみました。天頂付近に上っていたM63です。一枚取りのもとの写真ではそこそこ写っているようにおもえましたが、DSSで重ねて見るとノイズが多すぎてまともに処理が出来ませんでした。ダーク画像はこんかい5枚だけで、これが少なすぎるのか?夏の時期にISO1600で3分露光は、すこし厳しいのかもしれません。ちょっとがっかり。そしてEOSKissX5に替わる新しいカメラが欲しくなってきました。