天文はかせ序二段(仮)

仙台高専(旧・宮城高専)天文部の活動記録です

久しぶりの観測

観測出発前。本科5生・専攻科2年は卒研を終え、静けさが訪れた研究室。「あぁ今年度ももう終わりか。ぼくらは就活, 院試の時期か......。」と行く先将来に不安を覚えブルーになっている阿部です。ブルーになるのが遅い気がしますが、性格ですな。

例のごとくはやま湖での観測です。道中、隣で運転する顧問の話に頷きつつガラス越しに日頃の行いの良さを確信します。

 

今夜は何を撮ろうかと深く考えていなかった私は顧問に促されるままM81を撮影。

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2/24/2017 11:14PM  M81 福島県飯舘村

CanonEOS70D タカハシ MT-200+NJP赤道儀

露出時間:180sec x 10枚=30 min, ISO6400 

DSSで加算平均後、GIMPでレベル、カラーバランス調整、FlatAide Proでフラット補正、DPPにて色ノイズ処理

 

 M81中央付近に、銀河の渦に馴染まない筋が3本ほど見える気がします(下図, 右丸)。一体なんでしょうか。また天体の左側に分子雲でしょうか、散光星雲というべきでしょうか。何やら影が見えます(下図, 右丸)。

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前者は、我々の住む地球とM81の間に存在する星雲か何かが映り込んだのでしょうか。それともM81の一部なのでしょうか。もしM81の一部であれば、この3本の筋は急速に中心部に吸い込まれている様にも見て取れます。そこで無知の私は妄想しました。

傾斜の緩やかな漏斗を考え、渦を巻いて下へ流れる水をM81の渦と仮定します。そこへ密度の高い油を垂らすと、丁度この不明な筋の様に水より中心に向かって速く流れないだろか。つまりM81の中で高密度な領域なのだろうか?

ただ、星雲(気体?)は水と油の様に、はっきりとした境界を持って区別できる"相"ではないので違う気がします。やはり地球-M81間に存在する影でしょうか。

そもそも水と油はこの妄想通りに流れるのかも不明です......。

 

後者については、今手元にないのですが最近購入したPocket Sky Atlasを見て探してみたいと思います。

余談

画像を回転させてみると立体的に見える気がします。こちらの方が個人的に見た目がよい気がします。

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