天文はかせ幕下

流星電波観測

天文部が長い休眠を経て、活動開始したのは2013年の夏でした。当時、1年生の新入部員であった、部長ざわなかさんと5100さん*1はもう5年生になって就職活動をしています。最後の活動となる今年度は何をしましょうか?漫然と写真を撮っているだけで果たして良いのか?と考えていました。

そこで今年は、同じく卒業見込みの田中と中村が中心となって「流星電波観測」のための設備をととのえ、今後は下級生にもっと天文部を盛り上げてもらおうという事になりました。

「流星電波観測」とは流れ星が発生したときに形成される「電離層」を捉える観測です。宮城近辺ですと、いわき市の地上から空に向かって流星観測のための電磁波が人工的に放射されています。流れ星によって電離層ができると、その電磁波が反射されて、遠くの地上にも届きます。それを捉えれば、流れ星の発生時刻や発生数がわかるわけです。昼でも曇りでも関係なく観測できるのが、この方法のつよみです。

 

本日はそのためのアンテナを設置しました。

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アンテナを組み立てるざわなかさん、5510さんとオノデラ。

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完成したアンテナを掲げる5100さん。

 

このアンテナに「なまえ」を付けなければなりません。アイデアが有りましたらコメントお願いします。いまのところ顧問の先生は部長のこれまでの功績を讃えて「ザワナカ」が良いのでは、と考えているようです。

 

 

*1:メンバー紹介を参照