天文はかせ幕下

4月は成果なし

4日の夜は、卒業生のアベ君と3年生部員のコン君をつれて観測・撮影にいきました。久しぶりに暖かい春日で、夕方には雲もなくなって良い感じでありました。

コモンは最近、スマートフォンを手に入れてtwitterを始めており、「#天文なう」とかいうハッシュダグを覚えてツイートしながら、終始にやにや。

ところが今回、悲劇の観測会となったのです。

MT-200でM51を撮影すべく、原町まで出かけて撮影に挑みました。しかし思いのほか風が強くて、かつシンチレーションも極悪。いくら頑張ってもガイドが安定しません。試行錯誤しながら10枚ほど撮影を続け、ほとんどすべてがガイドエラー。たまに風が収まって星が点になっても、ボッテリとした不明瞭な画像しか出てきません。

「あーだみですね」

疲労困憊。M51は子午線を超え、MT200のお尻が三脚に干渉しそうです。

あーすべてがだめだ」

と我々は集中力を欠いていました。その時です。もう一つの赤道儀に載せていた Mamiya 500mmとEOS6Dがアスファルトの地面に落下する事故が起きてしまいました。アリミゾのネジの締め付けが不十分だったのが原因でした。結果、FotodioxのMamiyaレンズ用マウントアダプターが破損してしまいました*1

「これは不吉の前兆じゃ。とっとと帰りましょう。これ以上夜更かししては、帰りの車で事故って、吹っ飛んできた赤道儀に頭をぶつけて死んでしまうかもしれません」

と早めに帰宅しました。そんなわけで、今回は作品なし。

 

*1:そのお陰か、レンズとカメラは(たぶん)無事でした。ふー、マウントの変形がなければ良いのですが。