先日の25日夜に撮影していた木星について、これまでで最高のシーイングにも恵まれて良い結果だったと思っていました。それで自分の画像を、天体ブログ界隈のもっと上級な人たちと比べて見ると、やっぱりサッパリといいますか彼らの
「シーイングは悪かったです。。」
という日に得られた画像が、われわれの「最高のシーイング」での画像と同じくらいで、もうちょっとなんとかしないといけないなと思っていました。
撮影の方法にも、画像処理にもまだ改善点はたくさんあるのですけど、まずは画像処理の改善を試して見ました。といいますのも、Registaxでのwavelet処理にはまだまだ見直す点がたくさんあるようでした。その一つは"Linked wavelet layers"というもので
にて紹介されていました。Registaxでこのオプションをonにするだけでは、結果がどぎつい画像になってしまうので、くわえて"Step Increment"をゼロにすると我々の場合はうまくいきましたが、この辺の内容は英語のマニュアルを読んでもよくわからない次第です。
結果はこんな感じになりました。
以前と比べると、大赤斑の内部の構造がうっすら出てきたのが驚き。
ちなみに以前のバージョンは
でして、だいぶん解像度が上がったような気がします。