天文はかせ幕下

スマホで天体写真

我々の天文部から暖簾分けした「名取天文台」のグループにて,「流星セイザー」という名で活動しているヒーローがいらっしゃいます。

その方はなぜか,先日の合宿にも参加していて,彼の「宇宙スマホ」で故郷の写真を撮影していらっしゃいました。その作品を一つ,紹介します。

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宇宙スマホにて撮影,天の川とアンドロメダ

セイザーの宇宙スマホには,マニュアルでフォーカスや露光時間,ISO感度,ホワイトバランスを調整する,スマホとは思えない機能がついております。その具体的な機種名は,聞いておくのを失念しておりました*1。上の写真はISO1600の30秒露光で固定撮影だそうです。天の川とアンドロメダがしっかり写っていますね。

最近は,アンドロイドのスマホでも「手動カメラ」というアプリがあって,マニュアル撮影が可能になるようです。セイザーが顧問に送ってくれた画像はJPGだったのですが,このアプリを使うと,なんとRAW画像も保存もできるみたいです。RAWとJPGを比べてみれば,スマホの画像処理エンジンがどんな働きをしているか,判明するのかしら。

*1:今度お会いした時に聞いておきます