天文はかせ幕下

海辺で星景

海上に前線が停滞しています。冬型の気圧配置が安定せず、1月の新月期は平日遠征も覚悟しておりました。

そんな21日の火曜日、GPV予報によると夕刻から久しぶりの晴天になるとのこと。部員たちを連れて、はやま湖に出かけました。顧問の目的はRASAの光学チェック。部員は電子観望の練習です。

19:30に現地到着。しかし、空はべったりと曇っています。

「おまいら連れてくると曇るな。やくらい高原の時もそうだったし!」

顧問は八つ当たりの暴言を吐きます。1時間ほど空待ち。雲は西から湧いてきています。神割崎は晴れているとの情報もあり、海岸までの移動を決断しました。

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はやま湖から海岸まで移動

はたして、海辺は晴れていました。堤防に出て写真を少々撮影しました。

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南にある火力発電所の照明が地上風景を照らしてくれて、星景には案外良い場所かもしれません。目的の電視観望の練習はできませんでしたが、部員たちにとっては、夜の海を見られて良い気分転換になったかも。

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最近入部したK君はミノルタのα9000を所有。またショージ君は最近pentaxのk-5を中古で安く手に入れたようで、ちょっとだけ撮影の練習もしました。そんな彼らの様子を撮影中、地平線間際を流星が。もうちょっと高い位置を流れてくれればよかったのに。