天文はかせ幕下

ベテルギウスは、さらに暗くなっていく!?

最近、楽しく取り組んでいるベテルギウスの測光。

これまで、何度か庭先でデジカメによる簡単測光を行なってきたところ、sigma Fpをつかうと、なぜだかベテルギウスの明るさを暗く見積もりすぎてしまうみたいでした。そこで赤外改造の6Dにかえてみたところ、他の方々との測光結果とだいぶん一致するようになりました。

それで、17日くらいから測定していた3日分のデータをAAVSOで公表されている結果に重ねてプロットして見ました。下のグラフは横軸がUTの日付、縦軸がベテルギウスの等級。AAVSOのデータを紫の※で、自前の測定結果を緑の四角でプロットしてます。

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ある程度重なっているので、それほど見当はずれな測定にはなってないのかなと安心。ベテルギウスはベラトリクスと比べて、明るく見える時も暗く見える時もあって、ひょっとして短い周期で揺らぎながら減光してませんかね?

今週に入ってから、天候不順で測光ができないのがもどかしいです。