今日は部員ミューラーと部長を連れ出して、深夜の観測。12月の夜だというのに、シャツを一枚羽織っただけのお気楽な格好で現れた部長を一喝し、厚着させる。どうやら、冬に観測した経験が無いようだ。
経緯台の極軸合わせ(極軸じゃないけれど)は、ぜんかいよりも上手くいって、追尾の精度も若干あがったようだ。
前作よりも多少よくなったかな。まだピントは甘いし、 動いている。
女の子とふたりで、カフェなんかしている。不器用な会話の糸口でも探るように
「好きなメシエ天体はなんですか?」
と質問を受けるという、通常あり得ぬマニアックな会話を妄想するに
「M104です、」
と僕は答えると思う。
「わたしは、M102」
なんてわたくしは、当面の目標をM104をきれいに撮影することに決めました。