天文はかせ幕下

銀塩カメラで撮る皆既月食(部員 E.K.)

108日の月食のお話です。

 

当日、私は先生や5100さんが最新式のデジタル一眼レフで月を撮っている傍ら、ニコンのF601というフィルムカメラで撮影をしていました。

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今日プリントをもらって来たのでこちらにアップします。

 

 

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ISO感度400 焦点距離400mm 18時半すぎ

 

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ISO感度400 焦点距離400mm シャッタースピード1/2から1/8くらい? 絞り8くらい? 19時半ごろ

 

他にも何枚か撮ったのですが、ピントや露出が甘くてお見せできる物ではありませんでした。

なお、こちらの写真はプリントをスキャナーでスキャンしています。そのため原稿台の埃が映り込んでいます。きれいにスキャンする方法を考えないといけませんね。

 

ところでこちらはコンパクトデジタルカメラで撮った写真です。

 

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ISO400 f 5.9 1.0秒 19:32 トリミングあり

右の方に天王星も写っています。

 

フィルムカメラは撮った写真がすぐにプレビューできるという点で、デジタルカメラに大きく水をあけられています。ただ、長時間露出においてはノイズが発生しにくいという利点があるそうです。

 

ところで長時間露出といえば昨夏の合宿で撮った写真を一枚アップし忘れていたので載せておきます。

 

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1時間以上カメラにへばりついて撮った185枚の写真を合成しました。

フィルムではシャッターを開けっ放しにしていてもノイズが入らないのでこのような手間がいらないということですね(世の中にはタイマーレリーズという便利な代物もある)。

 

※10/18 誤字を修正しました。