前回UPしたM101の写真ですが、ミラーボックスケラレは仕方が無いものの、中心がぼんやりと明るく映る周辺減光が気になります。やっぱりフラット補正をしてみることにしました。
昼、曇り空の下でε200を空に向けて立てて、鏡筒に布をかぶせます。その状態でAVモードでシャッターを切りました。このとき、ピントの位置とカメラの取り付け位置を、補正を施す天体の撮影時と同じにします(これがこれまでは抜けていた・・・)
こんな写真が撮れます。
緑色なのは、布が緑だからです。本当は白い布を使う方が良いかも知れない。
フラット補正後の写真がこちら:
M101 回転花火銀河 2015年5月11日0:10 Canon EOSKissX5 ISO800 直焦点撮影 180秒x15
ε200 on NJP赤道儀 ノータッチガイド。トリミング無し。フラット補正。
若干、背景のノイズが強くなっています。周辺減光といっしょに、なぜかケラレも補正できてしまった。