現在の天文部が、ちょっとした休眠期間の後に活動を復活し、このブログを書き始めたのは4年前。当時、1年生であった新入部員のざわなかは4年生になり(i.e. 留年していない)いまでは部長を務めています。ことしも、「第四回:夏合宿」を行いました。
ちょっと振り返ってみますと:
とこれまでかなりの晴天率を誇ってきました。今年は、宮城・福島・山形の県境ちかく、七ヶ宿スキー場きららの森を観測場所に選びました。結果的には、ずーっと曇り空で全く成果が得られませんでしたが、とりあえず報告いたします。
9月5日(月)
九州あたりに動きの遅い台風がわだかまっっているらしく、9月というのに、夏の盛りのような湿った南風が吹く日でした。空は晴れているものの、雲が多い。GPV予報は絶望的な感じ。それでも忘れ物がないか入念にちぇっくして、機材をハイエースに詰め込みました。
二泊三日、8人分の荷物と合わせるとトランクはギュウギュウで望遠鏡MT200を安定的に置けるスペースがない。仕方がないので、中村&田中の膝の上に置いてもらうことにしました:
この筒は14.5KGあり、まるで江戸時代の拷問「石抱」です。しかし二人はMなのか、満面の笑顔。この体勢のまま1時間半頑張ってもらいます。おかげで光軸がずれる心配もありません。一路、七ヶ宿へ・・
一般的には「晴れ」といえる天気。天体観測としては嫌な感じの巻雲が広がっています。前方の山の方向が今回の観測地。
今回、8名で宿泊するコテージ。立派でしかも旅館などに比べれば格安です。ただしもちろん自炊。曇っているので焼肉パーチィです。夕刻には、軽く雷雨がありました。雷の写真をゲットしました。
そしてバーベキュウ。
そんな感じで、初日の夜は更けていくのでした・・・。つづく!
9月6日
二日目、昼間は近くの蕎麦屋で蕎麦を食べたり、買い出しをしたりして過ごしました。怪しい雲行きの中、駐車場に望遠鏡をセットします
偏光フィルタを使うと、青空が印象的に写りますね。
昼間はよく晴れていたのですが、日没後は曇って話になりませんでした。しかしこの夜、我が天文部が朝日新聞から取材を受けたのです。9月16日づけ宮城県内版の朝刊にその記事が掲載されていますので、謹んで紹介いたします:
すこしは星の写真も撮ったので、それは後ほど紹介いたします。