天文はかせ幕下

アンタレス付近

DSSの不調の原因

先日の記事にDSSが不調である旨を書きました。すぐに顧問からコメントが来て、不調の原因が明らかになりました。

DSSでスタッキングする際に、"Stacking parameters"の"alignment"がデフォルトではAutoになっているのですがこれが原因のようです。これをbilinearに変更することで正常にスタックできました。

ということで、DSSでスタック後GIMP2.9にて画像処理をしました。

 

Photo Data
  • Location; 霊山こどもの村(福島県伊達市霊山)
  • Takahashi MT200 on NJP
  • Canon 6D, ISO 3200
  • Light Frames; 360 sec×6 = 36 min(-5℃~-3℃)
  • Flat Frames; 21

f:id:snct-astro:20180315230307j:plain

んー、やや周辺減光が強くで出ますね。また、アンタレス付近は極彩色な散光星雲が有名かと思いますが、無改造の6Dではやはり映らないようです。

ただ、ダークなしで相当な強調処理をしたにも関わらず、6Dで撮影したこの写真ではノイズが目立ちません。APS-CのISO3200で撮影したならばもっとノイズは目立つように思いますが気のせいでしょうか。