天文はかせ幕下

木星(22日)

先週金曜日の夜。宮城県名取市では透明度の高い空ながら、一等星のアークトゥルスなどもチラチラ瞬いていました。Windytyでは、3000m付近での寒気と暖気の境目がちょうど宮城県あたりに停滞しています。この寒気がもうちょっと北上してくれると、シーイングも良くなるような気がします。

あまり期待せず部長のハタナカと木星を眼視してみると、それほど見え味も悪くなさそうだったので、撮影をして見ました。

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2018年6月22日21:07 木星
鏡筒:Meade LX200-30, 直焦点 F10 Kasai trading 2inch x2バローレンズ(F20相当)
カメラ:ZWO ASI174MM CMOSカメラ
フィルター:kenko MC R1
gain:300, 露光:0.01sec*60sec
AutoStackkert!にて20%スタック x1.5Drizzle、Registax6.0でウェーブレット処理。

バローレンズを使ったファーストライトでしたが、それほど良い結果にはつながりませんでしたね。こればっかりは天気だのみです。