天文はかせ幕下

Mamiya-EOSマウントアダプタに問題

すっかり気に入ってしまった,MamiyaのApo-Sekorレンズ。現在は

  • Apo-Sekor 250mm F4.5
  • Apo-Sekor 500mm F6

の2台で撮影しています。ところがここにきて中〜大くらいの問題が発覚しました。冬場にはいって,なぜか250mmレンズの無限遠にピントが出たり出なかったりするのです(500mmの方は問題なし)。

原因は気温とEOSカメラのEFマウントと接続するためのアダプタにあるようだとわかりました。

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Mamiya-EOS間のマウント変換アダプタ。フォーカスのためのヘリコロイド機構が付いている

このアダプタはヘリコロイドがついていて,Apo-SekorのRZレンズの場合は下の写真の"RZ∞"よりもほんのちょっと左側で無限遠が出ていました。

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気温が下がってくると,おそらくレンズの熱収縮のために,その位置がだんだんと右側に移動するようです。ところがこのヘリコロイド,Nikonのオールドレンズにように"RZ∞"でカチッと止まってしまいます。先日の撮影は−3℃と冷え込んで,とうとうピント位置が"RZ∞"の右側に達してしまいました。あともうちょっとというところで無限遠が出ません。

 

昼間のテストでは,遠景にピントが出ることを確認して,夜になっていざ撮影に入ると気温が違うのでピントが合わない,なんて何回か泣かされました。

 

このアダプタ,アマゾンだと3万円以上と高額なのですが,個体差なのでしょうか?他の皆さん(といっても日本中でも数えるほどしかいない?)のアダプタではどうなのでしょうか?よければ教えてください。