天文はかせ幕下

ASI2600MC-proのファーストライト

昨年の暮れ、KyoeiOsakaのクリスマスセールでASI2600MC-proを手に入れておりました。

ファーストライトは、Zeiss Apo Sonnerを取り付けてスカイメモRに搭載してのお気楽撮影としました。

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レンズは1段絞ってF2.5。1フレーム180秒露光の予定なので、スカイメモRのノータッチで十分ガイドできるでしょう。

M100を撮影していた未明、90分ほどかけて青い馬星雲を撮影しました。下はフラット補正とダーク減算だけを施し、レベル補正だけを行った一枚画像です。

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gain=0, Brightness=20の設定で撮影しました。中心部のピクセル等倍像は以下の通り

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30枚撮影して処理してみました。

The blue horse head nebula (IC4592)

Date: 2021-3-9
Location: Kamiwari-saki, Miyagi, Japan
Camera: ASI2600MCpro
Lens: Zeiss Aposonner 135mm F2(F2.5)
Exposure: 180s x 30flames(gain 0, offset 20)
Processing: Pixinsight, Photoshop

おー、結構写りました。
あとAPS-Cって使いやすいなと改めて感じました。普段はフルサイズにF2.8で使用しているApo Sonner、今回はF2.5と開放側で使ってみました。それだけで画角当たりの明るさ約25%アップです。こういう扱いができるのもAPS-Cのよいところですね。近いうち、 RASAに取り付けるのが楽しみでござる。