天文部の活動日は、毎週木曜日。集まっても曇っていたりして、普段は特にやることはありません。
10月21日。今晩も、次回の遠征の計画でも練って解散するか。 そしたら
「オリオン座流星群を見ようかと思って」
ある部員が言いました。ウェザーニュースのツイートでも見たのでしょうか?
「ほう、それでは屋上に参りましょう。」
顧問はこの写真が撮りたかった。満月の夜、ひたすら流星を観察する部員たち。
なお、この体勢で90分観察して、見られたのは散在流星1つだけでした。
そもそも満月の夜にZHR=10程度。言わずもがなの結果ですが、蓋を開けてみなければわからないのもまた流星群の面白いところ。部員たちにとっては、天体観測はそんなに甘いものではないということが身をもって体験出来てよかったのではないでしょうか。