天文はかせ幕下

仙台高専天文部の顧問が、日々の天文活動や天文情報を綴っています。
本を出版しました!→PixInsightの使い方[応用編]

オリオン大星雲を撮影しました

15日夜の神割崎にて、M42オリオン大星雲からM43、NGC1977ランニングマン星雲にかけて撮影をしました。トータルの露光時間は100分ほど。2分露光のデータをベースに、10秒と2秒の短秒露光データをつかってHDR合成を行い仕上げました。

M42_fullFrame

date:2025-11-15
location: Kamiwari-saki, Miyagi, Japan
camera: ASI2600MM, ASI2600MC
optics: Celestron RASA11
exposure: 120s x 28f +10s x 20 +2s x 20(L), 120s x 24f + 10s x 20 (RGB), gain100
processing: PixInsight, Photoshop

もっとも有名で定番の構図です。

M42はもう何度も撮影していますが、この構図は初めてでした。いままでは、ちょっと左にずらして分子雲を入れたり、引きの構図で馬頭やバーナードループを含めたりしていたのです。

あらためて向き合ってみますと、色の豊富さ、ハイライトからシャドウまでの情報の豊富さなど、全天でも随一の対象だなあと痛感しました。

画像処理もすごぶる楽しく、じっくり時間をかけて処理しましたが、もうちょっと良い仕上げができたかもしれません。でもとてもお気に入りの結果になったので、2年ぶりにFlatLaboにお願いしてパネルを印刷してもらっています。

切り取って遊ぶ

元画像はDrizzle2倍で9000万画素、BXTも効いて高精細に仕上げることができました。

そこで、面積で1/4までクロップしていろんな構図を切り取ってみました。

うーん、もとの定番構図をしのぐ切り取り方を見つけるのは、なかなかむずかしそうです