新月期の火曜日には、近場の空が暗いところへ移動して観測しましょうというお話になり、初回の小遠征は5月19日。場所は遠刈田温泉としました。
当日は、寒冷前線の通過にともなって朝から雨。しかし雲の流れは速く、夕方には少しづつ青空が広がってきました。4時半には機材を車に積み込んで、学校を出発。参加メンバーは
- ざわなか(新部長)
- 5110(平部員)
- たなか(新部員)
- なかむら(新部員)
の四人と、コモンのながひろです。
5時半すぎ遠刈田温泉に到着。やっぱり噴火の影響か、街はすこし閑散としている様子です。暗くなるまでにはあと2時間ほど。まずはグリルレストラン「ZaoBoo」で腹ごしらえしました。さらに街の中心にある「神の湯」で足湯です。
5月19日:激熱の足湯に悲鳴をあげる4にん。
空にはまだ雲。観測は微妙か?
「足湯がたのしかったので、観測はもうわりとどうでも良くなった」(ざわなか)
と部長らしからぬ発言があったものの、結局晴れました(ただし強風・シーイング悪し)。今日は、昨年度の予算で新しく購入したVixenの簡易赤道儀「ポラリエ」のテストです。撮影は5100さんが行いました。
5月19日20:03 からす座付近。CanonEOSKissX5 EFS24mm F2.8 20秒露光 ISO800 Kenko SoftonBフィルター使用
5月19日20:03 沈む金星とふたご座。条件は、上と同じ。
金星を写すにはSoftonBは強すぎるようです。月のように映ってしまいました。左上は木星。その右下にプレセペ星団も映り込んでいます。
24mmで20秒露光ではあまりポラリエのテストにならない。50mmで60秒露光したのが下の画像です:
ちゃんと点像に映ってますね。しかしこれはどこをうつしているのだろう?