2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
先週金曜日の夜。宮城県名取市では透明度の高い空ながら、一等星のアークトゥルスなどもチラチラ瞬いていました。Windytyでは、3000m付近での寒気と暖気の境目がちょうど宮城県あたりに停滞しています。この寒気がもうちょっと北上してくれると、シーイング…
Nikkor 300mm F2.8 EDと光害カットフィルター(Astronomik CLS CCD)で撮影すると、星像が「イクラ状に」なる 写真1 は、古いEDレンズの軸上色収差が原因と、「天文リフレクションズ」というサイトを運営されている山口さんからTwitterで助言をいただきまし…
先日の13日は梅雨の晴れ間に恵まれました。平日でしたし、学生たちは 「レポートの提出があるので」 といふので、今回はコモンひとりで撮影に出かけて来ました。 この時期、日没後に東から昇ってくるいて座周辺の星雲を撮影しようと思いまして、東の空が暗…
倍率が足りないのです ZWOのCMOSカメラ(ASI174MM)に、全部費をつぎ込んでしまったこともあって、ここ最近は、それを使った惑星の撮影を熱心にやっております。 このカメラのセンサーサイズは1/1.2"型と呼ばれるもので、その対角長は13.4mm。LX200と組み合わ…
昨日(6月7日)撮影していた木星、18分間の短い時間間隔ながら時点の様子がわかるgifアニメを作って見ました。 あれって思ったのは、なんか”味噌すり運動”してますね。そんなバカなとおもってよく見ると、右上にうっすら写っている衛星も一緒に時計回り…
2ヶ月くらい前から、このブログの上部メニューに「Twitter」なるリンクが貼られております。そこをクリックしていただくと、我が天文部員たちが移動式プラネタリウムを作成するための資金集めに奔走している様子をご覧頂けます。 「〇〇全国大会優勝!」と…
先日にZWOのCMOSカメラで撮影した木星。我々のレベルとしてはそこそこの解像度で撮影できて「よかったなー」と思ってはいる一方、モノクロ画像の味気なさには少しがっくりしています。 このカメラを買うとき、顧問は部員たちに「部費を全部叩いてCMOSカメラ…
金曜日の夕方。空の透明度がよくて、気流も穏やかな様子だったので、夜中に惑星撮影の練習をしました。ZWOのモノクロCMOSを手に入れてから、3回目の撮影ですが、前の二回はあまりにも酷いシンチレーションで、画像を仕上げられませんでした。 いわゆる三度…