天文はかせ幕下

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今冬さいごは、双子座の足元。

しばらく曇りがつづくようで、次回の撮影は来月になりそうです。今冬最後の対象は、双子座の足元付近、モンキー・クラゲ・M35を入れた縦構図です。 M35,NGC2174 and IC443Date: 24th Feb 2020Location: miyagiCamera: Canon EOS 60Da, EOS Kiss X5 twin syst…

20日の遠征その2:球状星団M13

今月の20日、神割崎での撮影はしばらくぶりの良コンディションでした。翌日に午前休がとれたこともあって、思う存分撮影を楽しめストレス解消になりました。 「かいしんのいちげき」であった獅子座の銀河を撮影中の一コマ。当日ご一緒していたそーなのかー…

RASAと294MCの組み合わせ、ようやく成功!

われわれ天文部の新兵器として、CelestronのRASA 11"と、ZWOのASI294MCを導入したのは昨年の5月頃でした。電子観望に加えて、一般撮影にも使えるようにとの目的で選んだこの組み合わせ、これまで6回の撮影を重ねてきましたが、そのいづれもが何かしらの形…

みん100の画像を、さらに強調して見ました

元旦の撮影以来、もう50日ちかく遠征先で撮影できていません。悲しいことです。 さて、ひと月ほど前に結果が発表された天文リフレクションズの「みん100プロジェクト」(註:ブログやSNSで繋がっているみんなで協力して同じ対象を撮影し、総露光100時間…

スカイメモRは偉い赤道儀です

背景 卒業生のA君から貸与されているタカハシのFC-76屈折望遠鏡。彼はそれを会社の先輩から買い受けたそうな。しかしすぐに撮影に取りかかれない事情がありまして、A君はスカイメモR(以下S-mR)*1しか所有していないのです。 「僕が,次回のボーナスで赤道…

ベテルギウスの庭先測光、ここ半月の推移

測定精度的には、疑問符もある庭先での星の測光ですが、同じ条件で継続的にとり続ければ、その相対的な変化についてはある程度信頼しても良いでしょう。 ここ半月ほどの測定結果をグラフにして見ました。 うーん、そろそろそこを打ち始めたような? 二月に入…

金星と、ごく個人的な古い思い出

2月6日、強い寒気が降りてきてようやく冬らしい寒さに見舞われました。会議が終わったら、もう5時近く。西空は澄んだ夕焼けで、宵の明星が輝いています。 「ちょっと撮影してこましたろ」 と、顧問はシュミカセが設置してある屋上に出ました。部員たちは…

RASAの片ボケの原因

元旦の撮影では、RASA11"と294MCproの組み合わせで気合を入れ、ボーデの銀河を撮影したところ、片ボケで敗亡・破滅しました。 タカsiさんやKyoeiOsakaのSさんからもアドバイスいただいて、原因を3つ考えました リテーニングリングの締め付けすぎ ZWO製のEF…