天文はかせ幕下

木星を撮影

金曜日の夕方。空の透明度がよくて、気流も穏やかな様子だったので、夜中に惑星撮影の練習をしました。ZWOのモノクロCMOSを手に入れてから、3回目の撮影ですが、前の二回はあまりにも酷いシンチレーションで、画像を仕上げられませんでした。

いわゆる三度目の正直というやつで、ようやく良い気流に恵まれました。動画はこんな感じ:



画像処理後↓

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2018年6月1日23:35  木星
鏡筒:Meade LX200 305mm F10
カメラ:ZWO ASI174MM, gain 134, 露光 0.02sec
フィルター:Kenko R1
60sec, 3000フレームの75%をAutoStakkert!でスタック後、Registax6でウェーブレット処理。x3 drizzle.

 

Meadeのシュミカセは焦点距離が3000mmで、ZWOのセンサーサイズは1/1.2型というもので、フルサイズに観山するとおよそ9000mmの焦点距離となるわけながら、まだ焦点距離がたらないような感じがします。上の画像は3xdrizzleをかけて、ピクセル等倍です。木星でこれでは、本命の火星が思いやられます。

あとモノクロは寂しいですね。はやくカラー化できるように、環境を整えなければ。