天文はかせ幕下

2026-01-01から1年間の記事一覧

19日未明のパンスターズ彗星(C/2025 R3)、30°にわたる長い尾が!

19日の未明、パンスターズ彗星(C/2025 R3 PanSTARRS)を撮りに、宮城県北部の田束山へ遠征しました。天文部員のななぜりくん、りんごあめくんと一緒です。 今回は入念に計画を立て、撮影場所と撮影方法を準備しました。その甲斐あって、30度以上もたなびく見…

Manual Image Solverが使いやすくなって帰ってきました!

概要 PixInsightで星景写真に星図を書き込みたい、あるいはSPCCで色合わせをしたい、という方にとって、朗報です。Manual Image Solver(MIS)が使いやすくなって帰ってきました。 MISは画像の星を手動で選択して、プレートソルブを行うツールです。広角で撮影…

2026年の銀河撮影、第1弾はM81を撮りました

「とくに制約もないことですし、明日は有休を申請して撮影に行こうかなぁ」 と家庭でつぶやいても答える者はおらぬ。しばらくして 「誰に言ってるの?」 と長男から突き放したような返事が返ってきました。よろしい、だれも私を止める者はいない。行ってこま…

忘れ物を取りに(撮りに)

先日、1月17日の神割崎への遠征にて致命的ミスをしていた・・・という話を書きました。モノクロとカラーのツインでの撮影で、カラーを保存していなかったのです。 モノクロでもなんとか作品になるかなと処理をしてみましたが、どう頑張っても味気ないです。 …

CP+2026の個人的な思い出など

2026年のCP+に行ってきました。その思い出話をツラツラと思いつくままに書いていきます。 天体機材も含めて、最新のカメラやガジェットのことが良く分からない私。実はCP+には毎年参加しているわけではありません。今年は、とある事情があって、DWARFブース…

1フレームあたりの露光時間と、スタック後のノイズの大きさ

この記事では、総露光1時間という条件のもとで1フレームあたりの適切な露光時間がどのように決まるのかを検証する手順と考え方を示します。 はじめに 検証の方法 結果 1.自宅庭と神割崎(主な遠征先)での撮影で比較 2.チリリモート、通常のLフィルター…

星像のサイズを計算してみよう! SJH-75UFを例に深掘りする分解能の話

この記事の概要 はじめに 星像の大きさを決める3つの要素 スポットダイアグラム(幾何光学的な要素) エアリーディスク(波動光学的な要素) シーイングディスク(大気による乱れの要素) 3つのボケを合成して、実際の星像径を見積もる 最近の高性能屈折鏡…

デュアルバンドパスフィルターで撮影した天体画像のカラーバランス調整

はじめに デュアルバンドパス(以下、DBP)系のフィルターをつかって、天体写真を楽しまれている方は多いと思います。 モノクロカメラを必要とせず、カラーカメラで一度に撮影できる 強力な光害カット効果で、自宅からでも気楽に撮影できる などの利点があり…

2026年初の神割崎遠征(しくじってリザルト得られず

仕事始めから間もない1月の土曜日、そーなのかーさんのお誘いを受けて、宮城県の神割崎へ遠征してきました。 翌週には強い寒気が北日本を覆う予報が出ており、この日も夜に向けて季節風が強まる見込み。長焦点での撮影は早々に諦め、f=250mmの Mamiya Apo-Se…

レグルス食を楽しみました

今月はレグルス食がありました。しし座の1等星が月に隠される現象で、少しマニアックな天文イベントとして十分に楽しめるものです。 天文部からは、ななぜりくんが外で粘って撮影してくれて、X に写真を投稿していました。 先ほど撮影した、レグルス食の潜入…