天文はかせ幕下

随筆

「時空を超えた贈り物 — 宇宙は不思議で美しい —」 を見てきました

先日、CP+に合わせて実家への帰省をしていました。その帰り道に、かなりの遅ればせで、丹羽雅彦さんの個展 「時空を超えた贈り物 — 宇宙は不思議で美しい —」 を見てきました。実際の会期は昨年の8月で終わっているのですが、顧問は丹羽氏と個人的な友人で…

天体写真は芸術作品たり得るか

はじめに 「芸術作品」の定義 Tさんを例に 個人的な美と普遍的な美 芸術作品の定義 天体写真は芸術作品たり得るか おわりに はじめに 星沼会で親しくお付き合いしている丹羽さんは、昨夏に自身の個展を開くなど「天体写真にアート性を見出す」ことをテーマと…

いつになったら帰るの?

子供の頃のある日、近所のおばさんが何かの用事で訪ねてきた。珍しく母親との間で話が弾んだのか、夜遅くになっても居間で盛り上がっており、帰る気配がない。私にとっては普段と違う夜で、こんなことは無条件に楽しいものである。酒の肴をつまみ食いできる…

ライフゲームと銀河形成シミュレーション

ライフゲームと呼ばれる計算モデルのことを知ったのは、顧問が中学生のころ、雑誌「ニュートン」だかを読んでいたころでした。2次元の方眼紙上に数字の1で表された「生物」の生存のゆくえを模倣したモデルです。方眼紙上の4つ隣に生きている別の生物の数に…

ニヤニヤ笑い

※若干唐突ですが、最近記事にするネタが枯渇気味なので、無内容な随筆をたまに書いていきます。不評であれば止めます 妻の運転する自家用車が、横を抜けていった。私は仕事帰り、県道沿いを電動自転車で走っていて、たまたますれ違ったのである。 「なにをニ…

新カテゴリ

最近は天体写真関連の話題が飽和状態な感じで、このブログもだんだんと書くことが無くなってきました。日々のアクセス数も減少気味です。それでなにか役に立つ有用な情報を記事として上梓しようと頭をひねっても、数か月後には無用になってしまうようなこと…