19日の日曜日の夜は、早い段階から山形・秋田での晴れ間が予報されていて、鬱憤の溜まっていた天文ファンがNEOWISE彗星のの撮影に押し寄せた様子でした。ある情報では、蔵王刈田岳山頂の駐車場は車でびっしりだったとか。
今回は自前の軽い機材を持って、部員ではなく家族帯同で天童高原を撮影場所に選びました。いつものそーなのかー氏と、N氏といっしょです。N氏は最近東北地方に転勤され、新たに我々の撮影仲間になりました。結構有名な天文ファンの方です。
こちらは、高原からの西空の様子です。彗星が見える方向には天童市の街明かりが重なります。蔵王山頂では山形市が重なるので、それよりはマシではとこの場所を選んだのでした。
やがて薄明の中から彗星が姿を表しました。
今回の撮影。70mmのマクロで彗星の全体像を撮影しましたが、光害の影響がひどく、シンクロニックバンドもほとんど見えない状態で処理する気になりませんでした。かわりに、広角で撮影していた薄明の夜景と彗星の組み合わせがお気に入りの一枚です。
Date: 19th July
Optics: SigmaFp + Sigma 14-24mm F2.8 DG DN (24mm F2.8)
Exposure: 12sec ISO1600,
pixinsightにて5枚を彗星核基準スタック後、時間的に一番遅いフレームの地上部分を合成。
もし次回があるとしたら、最低でも朝日町くらいまで行かないとダメですね。