天文はかせ幕下

自宅庭から赤外撮影を楽しみました

9月30日,10月1日,2日と全国的に良く晴れて皆さんウハウハだったなか,自分は直前の深夜にポテトチップス食べたら胃腸を壊して,自宅待機してました.

寝込むほどでもなかったので,庭に赤道儀出して銀河の赤外撮影を楽しんでました.

自宅の東側に唾棄すべき,心底唾棄すべきナトリウムランプがありまして,それを避けるべく西側に望遠鏡を設置しますと,北極星が見えません.そこで今回はRNAさんの

を参考にして,ドリフトアライメントを頑張りました.二日目には慣れまして,30分くらいあればだいぶん追い込めるようになりました.

 

MT-200にASI183mm-pro(お気楽ジョガーさんからレンタル中)を取り付け,SightronのIR720フィルターを使って撮影しました.先日,Telescopiusを徘徊していたら偶然見つけたこの領域が撮影対象です

 

自宅撮影の楽しみは,ソファーに寝っ転がりながら飲酒しつつPHD2のガイドグラフを眺めることができる点にあると思っています

テレビにパソコン画面を転送して,ウトウトと寝ぼけながら撮影を続けます

 

今回の対象,gain120で180秒露光をしまして,1枚の画像をSTFでストレッチした結果は次のような感じでした

 

二晩かけてこれを140枚撮影し,スタックした結果がコチラです

1枚の画像では影も形も見えなかった銀河が,はっきりのその構造を表してくるのは,分かってはいるつもりでも驚きます.加算平均の威力です.

RNAさんのスクリプトアノテーションしてみました.フォントの変更が上手くいかなくて文字が小さくなってますが,ざっと20等級くらいの銀河は写っていたようです.距離も50億年越えで,これも驚き