天文はかせ幕下

Photoshopによる画像処理

現在、天文部には部室がないのが悩みどころです。部室があれば、そこに画像処理のためのパソコンを一台据えて、DeepSkyStacker, FlatAide, Photoshopなどのソフトを整備して、部員たちは自由に昨夜の画像の処理をできるようにしたいものです。

それは将来の話で、ひとまず顧問は自分のパソコンにphotoshopをインストールして、お勉強しております。ネット上で「よっちゃん」と呼ばれている男性が考案したという星マスク・輝度マスク・チャンネル減算マスクなどを適用して、先日のバラ星雲を再処理しました。

こちらがPhotoshopによる習作:

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そしてこちらが従来のもの:

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さらにバージョンアップ↓(11/27追加)

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最終的に納得した画像↓

rosetta_dss3_ps6

 

このような微妙な画像をアップすると、

「は?いったいなにが違うというのですか?」

と人を馬鹿にしたような笑いを浮かべて、攻撃的な質問をしてくる1年生部員Hがおります。

「星の大きさが違うでしょう。下のほうは、FlatAideProというソフトをつかって強引に星を小さくしていたのだけど、上のほうはFlatAideProを使っていないのに、星がもっと小さいでしょう。」

「星が小さいと、嬉しいんですか?」

「うう、嬉しいとか嬉しくないとかじゃなくて、、その方が綺麗に見えるでしょう。あとバックグラウンドも上の方が暗いでしょう。にもかかわらずノイズ感が少ないでしょう?」

「ほーん・・『ノイズ感』ですかぁ」

ぐぬぬ。。」