木星が衝に近いので、一晩の観察をしてみました。
赤道儀で木星を追尾状態にしておき、20〜30分おきくらいに60秒の動画を撮影することを繰り返しました。途中眠かったり、気が散ったりして、間隔がまちまちですが、23時から翌日の4時前まで撮影しました。
いずれもタカハシMT-200にOr7mmのアイピースを用いて拡大撮影。ISO1600で60秒の動画から1800コマの画像をLynkeosでスタックしています。
静止画ですと、解りにくいのでgifアニメにしてみました。
なんとなく、模様が右上から左下へ流れている様子が、ぎりぎり解ります。
- 画面左下をよく見ると、衛星が移動していく様子が見える。これはイオのようです。
- 予想では、朝方には大赤斑が現れ始めるはずでそれまで頑張ろうとおもっていたのですが、その前にギブアップと成ってしまいました。
- 画像処理のパラメータは、各画像ともほぼ同じですが、一晩の間に大気の状態が大分変わって、写りも全く異なることが解りました。
以上です