天文はかせ幕下

M101の超新星2023ixf(続

先日、蔵王でM101の超新星SN2023ixfを札視した4日後の5月24日、名取の自宅でもう一度撮影しました。

撮影していてはっきりとわかるくらい明るくなっています。

 

測光もやってみました。今回はMakaliiでなくて、PixinsightのDynamicPSFで星を検出して読み取ったfluxの値を、stellariumで調べた見かけの等級に対してプロットしました。

青い点が周辺の星のfluxと等級の関係で、12等級くらいまでは両対数で直線に乗っています。この直線の上にくるようにSN2023ixfのフラックスの値をプロットすると、だいたい明るさは10.9等から11等くらいとなりました。

4日前の測光では12.7等と出ていて、ずいぶん明るくなったことになりますが、今回の結果はちょっと値が明るく出すぎかもしれません