天文はかせ幕下

かみのけ座の4時間露光

1月9日。Mamiya250mmのツインでかみのけ座の撮影してました。

Coma Berenices Date: 2021-1-9
Location: Kamiwari-saki, Miyagi, Japan
Camera: Canon EOS6D(mod) and Sigma fp (twin)
Optics: Mamiya apo-sekor 250mm F4.5
Mount: Kenko SEII, MGEN guiding
Exposure:EOS6D ... 300s x 22, SigmaFp ... 300sec. x 26 ISO: 1600
Processing: Pixinsight, Photoshop

構図もなんかアレな感じだし,こんなところを4時間も露光して何がしたかったのか?おそらく「銀河がたくさん写ったらいいな」と思っていたのでしょう。しかし実際3・4個しか写ってませんでした。

写真上の方に、かみのけ座の特徴的な星の配置が写っています。これはNGC4565を手動導入するときの良い手がかりになる並びで、暗い空なら肉眼でもよく目立ちます。写真では,オレンジ・青・白の対比が案外に美しく、驚きました。

Coma Berenices, annotated

こちらはアノテーションを加えてみました。実際にはIC番号の銀河がたくさん映り込んでいたようでした。250mm程度の焦点距離だと微光星と区別がつきませんね。

ところで写真に映った銀河の数えるときに,良い助数詞はないでしょうか?

1つ2つとか1個2個というのはなんとなく矮小な感じです。上の写真に映り込んでいるNGC4656をみていると「1枚2枚」とか「1皿2皿」と数えたくなってきますがそれもどうかと。

もっと雄大な助数詞はないかなとTwitterに呟きましたら

 なんて反応がありました。どちらも悪くない感じです。もし何かアイデアとか「実は昔からこう数えられているのだよ」なんてことありましたら,是非コメントお願いします