2024-01-01から1年間の記事一覧
チリでのリモート撮影をしておりますと、撮影している本人が一体どこを撮っているのか、てんで分かっていないことがあります。 一つの対象を数十時間も露光し続けているというのに、なんでそんなことになってしまうのか。 あかんではないか。 というのはやは…
先日、CP+に合わせて実家への帰省をしていました。その帰り道に、かなりの遅ればせで、丹羽雅彦さんの個展 「時空を超えた贈り物 — 宇宙は不思議で美しい —」 を見てきました。実際の会期は昨年の8月で終わっているのですが、顧問は丹羽氏と個人的な友人で…
序 たまに納得のいく天体写真が撮れたときは、フジプリで印刷を発注して、それをハクバのフォトフレームに納め、自宅の壁に飾っておりました。 一方で、年に一度はMAPOY(註:My Astronomy Picture Of the Year)を定め、もっと気合の入った印刷をなして額装し…
(注意:今回のエントリはまだ結論が出ておらず、考察というよりは心配事の吐露みたいな内容です。最後まで読まれて、「なんだよ、この野郎」とガッカリしないよう、あらかじめお断りしておきます) はじめに 心配な問題点 考えられる対策 リニアなLRGB画像…
秋田県勢のみなさんと賑やかに撮影 長い夜 撮影結果 エンゼルフィッシュ星雲の周辺 この領域について(なんちゃって天文学) 秋田県勢のみなさんと賑やかに撮影 冬になりますと、日本海側の天文ファンが晴れ間を求めて太平洋岸までやってきます。1月14日…
「低画素機」の利点と欠点 低画素機は、Drizzle Integrationが効く! さらにBXTが効く!! Before-Afterギャラリー リザルト おわりに:EOS6Dはまだまだ現役 冒頭の写真は、135mmF2レンズのZeiss Apo Sonnarを取り付けたCanon EOS6Dであります。顧問にとっ…
オリオン座の南西、エリダヌス座の方向に見えるNGC1269/1291をチリから撮影しました。 エリダヌスとはギリシャ神話の大河のことだそうです。その1等星アナルケルは南端に位置していて、「川の終わり」という意味であることから、流れは空の北から南に向かっ…
新年あけましておめでとうございます。今年もみなさまのお役に立てる情報を発信できるよう、頑張ってまいります。 さて、海外の掲示板をいろいろ斜め読みしていましたら、Pixinsightで利用できるディープラーニングを使ったノイズ処理プログラムを見つけまし…